この記事では、上記の方向けに関する記事です。

ブログ管理人
2015年より不動産投資を始めました。
現在10棟の戸建不動産物件を所有しています。
家賃収入は毎月40万円程度。手取額で約20万円程度の不動産所得があります。
こんにちは。いなか不動産のにんじん🥕です。
地方移住に興味のある方が増えています。
その理由は、都市一極集中の弊害により、以下の理由があげられます。
- 都市部の長時間労働になりやすい環境
- 自然な環境のもとで子育てをしたい
- 都会で息苦しさを感じ、人のつながりを求める
- 田舎で自分のやりたいことの実現
また、最近のコロナウィルスの影響で、人口が密集しているほどに、疫病リスクが高まることが認識されています。
その結果、外出自粛によりリモートワークを行う人が増えて、あえて都市部のオフィスで働く必要がなくなってきました。
以上のことから、今後は地方へ暮らしの安心と安全を求めて、地方への移住が増加すると予想できます。
私は、元々地方出身で20代前半に都市部で働き、その後地元へUターンをしました。
その後は、地元の田舎で就職・起業を行いまして、現在フリーランスとして活動しています。
その経験をもとに今回は、「【地方在住者が解説】地方移住のメリット・デメリット」を詳しく解説していきます。
現在都市部に住むこれからの暮らし方を変化させたい、地方移住に興味があるといった方向けの記事になります。
・地方在住者の目線からの、地方暮らしのメリット・デメリットを知ることができる
・都市部と比べて、地方暮らしはどのようなものかを知ることができる。
「地方移住のメリット・デメリット」

ここでは、「地方移住のメリット・デメリット」を紹介していきます。
「地方移住のメリット」
- 自然が豊かで癒される
- 人が少ない
- 自然に直結した仕事が多い
- 人と人のつながりが強い
- 生活コストが低い
自然が豊かで癒される
地方では、毎日自然の環境に癒されます。
都会と比べて排気ガスが少なく、空気が澄んでおり、子育て環境にも向いています。
子供たちは、小さい頃から多くの生物や自然に触れ合うことができ、学ぶことは多くあります。
私が小さい頃は、裏山でカブトムシやセミ取りに行き、近くの海で友だちと海水浴をしました。
休日には、父親と畑に行き畑仕事の横で、自然と触れ合いながら遊びました。
この経験は今になっても鮮明に覚えており、かけがえのない思い出です。
子どもの頃に自然で遊んだ記憶があるからこそ、大人になってからも自然が好きなのかもしれません。
仕事柄、一日中パソコン仕事をしていることがありますが、またに近くを散歩して自然を見るだけでも、十分に気分転換になります。
地方の田舎では、都市部にはない、大自然に囲まれて暮らすことができます。
人が少ない
当然ですが、都市部よりも人口が少ないため、様々なメリットがあります。
・個人の存在が目立ちやすい
・満員電車が存在しない
・夜が静か(昼も静か)
・疫病のリスクが低い
特に、地方で起業される方は、スキルがあれば活躍しやすいと思っています。
都会で埋もれるようなスキルでも、田舎では人材不足から、自分のスキルが非常に貴重となることが多いです。
個人で何か挑戦してみたいと思うのであれば、個人の力を試す上では、絶好の環境だと思っています。
自然に直結した仕事が多い
地方では、自然に直結した一次産業の仕事が多く存在します。
例えば、農業・漁業・林業といったものです。
地方へ移住してくる若者の多くは、都会の仕事に疲れて、自然と触れ合う機会の多い一次産業の仕事を求めてやってきます。
一次産業は、自然に直結する厳しい仕事です。
体力的にも苦しい反面で、自然の中で”生”を感じることができ、ストレスから解放された人らしい働き方ができるのが魅力です。
私の周りでも、都市部の仕事をやめて、一次産業の仕事をしている友人がいます。
友人たちは都市部を離れて、自分のやりたいことの実現のため、あえて地方移住を行いました。
人と人のつながりが強い
地方では、人と人のつながりが強いです。
その理由は、人口が少ない分、一人の人と向き合う時間が長くなり、人間関係のつながりが強くなりやすいからです。
その結果として、少し出かけると町のどこかで知人友人と出会うため、寂しい思いをすることが少なくなります。
私は都市部から田舎へ帰ってきた理由が、都市部での人間関係の希薄さからでした。
毎日満員電車に人が多くいるのですが、誰も知り合いはおらず、日々孤独のなかで暮らしていました。
たまに田舎に帰ると、近所の方や友人と出会い話をする中で、やっぱり自分の居場所は田舎だと気づくことができました。
人間関係のつながりは、人が豊かに暮らすための原点です。
地方では人の距離が近い分、人とのつながりを大切に暮らすことができます。
生活コストが低い
地方では、都市部と比べて生活コストが低いです。
- 家賃が安い
- 駐車場代が安い
- 野菜のお裾分けがある
- 自給自足ができれば食費を下げられる
特に、住居費用といった家賃コストは、都市部の半分以下にもなります。
そのため、地方で就職して給与が下がったとしても、実際の都市部の手取りとそう変わらないこともあります。
「地方移住のデメリット」

- 情報が得にくい
- 人が少ない
- 仕事が限られている
- 平均的に所得が低い
- 車がないと移動が困難
情報が得にくい
地方では、東京と比べて流行が1~2年ほど遅れているといわれます。
いくらインターネットがつながり情報共有ができてきても、地方には流行などの情報は伝わりにくいです。
地方で、常に最新の情報を得続けるには、自ら情報を掴みに行く努力が必要になります。
都市部と比べて、コストと時間がかかるため、不便な状況になりやすいです。
人が少ない
”人が少ない”は、メリットでも挙げましたが、デメリットでもあります。
人が少ないことで、社会や自治の一人当たりの維持コストが大きくのしかかります。
そのため、限界集落と呼ばれる田舎では、一人一人が生活に必要な行動を取らなければなりません。
例えば、スーパーやコンビニの数が少なく、気軽に買い物が行けない場所もあります。
また人が少ない分、病院や学校の数も限られており、暮らしの選択肢が少ないのが田舎の現状です。
仕事が限られている
地方では都会ほど仕事の多様性は多くありません。
特に就職をする場合には、限られた仕事から自分に合った職を選択する必要があります。
都会のように日本を代表する大手企業は存在せず、中小零細企業へ就職することが一般的な流れになります。
よって、大手企業でバリバリと働きたい方には、地方は向かないでしょう。
平均的に所得が低い
上記で紹介した通り、地方は仕事が限られており、中小零細企業への就職が一般的になります。
そのため、都市部よりも平均的に所得が低くなりがちです。
また、農業・漁業・林業といった一次産業では経費コストの割には、付加価値が低いことから総じて所得が低い傾向にあります。
車がないと移動が困難
地方での暮らしの移動手段は、基本的には車になります。
その理由は、都会ほど公共交通が発達していないからです。
そのため、大人は一人一台車を所有する必要があり、その分の車両費・燃料代・税金等のコストがかかってきます。
車代は、地方での暮らしの生活費において、大きな支出の一つになります。
「地方暮らしを豊かにする3つの方法」

ここでは、「地方暮らしを豊かにする3つの方法」を紹介して、暮らしのヒントになれば嬉しいです。
仮に地方へ移住したという想定で、地方での暮らしをさらに豊かにする方法を解説します。
- 家庭菜園を始める
- リモートワークを始める
- 人とのつながりを大切にする
①家庭菜園を始める
住まいを探すときに、庭付きの家を見つけて家庭菜園を始めてみましょう。
・食費を抑えられる
・スーパーに野菜を買い行くコストがかからない
・自然と触れ合うことができ心が癒される
家庭菜園があれば、家族分の季節の野菜を作り収穫をすることができます。
そのため、スーパーで野菜を買いに行く必要がありません。
野菜だけでも自給自足ができれば、食費を抑えることもできます。
家庭菜園を整備するには、土や草にも触れ合います。
たまには、日常を忘れて畑仕事に没頭することで、心と身体のリフレッシュになります。
②リモートワークを始める
リモートワークができれば、都会の仕事をそのままに地方へ移住することが可能です。
・都会の高所得を維持できる
・地方の低いコストで生活ができる
・自然に囲まれた子育て環境がある
今後は、リモートワークの発達により、地方在住でも都会の仕事ができる環境が整備されてくると予想しています。
そうなれば、満員電車やオフィス出勤という概念がなくなり、より暮らしやすい地方という選択肢も増えてくるでしょう。
③人とのつながりを大切にする
最後は、人とのつながりを大切にすることです。
当たり前のことですが、都会で忙しい日々の中なかなか近所の方や周りの人とゆっくりと交流する機会は少ないと思います。
地方では人が少ない分、人とのつながりを大切にします。
人とのつながりこそ、いざという時に助け合い、心の豊かさや安心につながります。
以上の3つが実現できれば、地方での暮らしは、さらに「環境」「金銭」「心」の面で豊かさを手に入れることができるでしょう。
私自身もこれからこれらの実現に向けて、日々努力をし続けていきます。
「まとめ」
「地方移住のメリット」
- 自然が豊かで癒される
- 人が少ない
- 自然に直結した仕事が多い
- 人と人のつながりが強い
- 生活コストが低い
「地方移住のデメリット」
- 情報が得にくい
- 人が少ない
- 仕事が限られている
- 平均的に所得が低い
- 車がないと移動が困難
以上、「【地方在住者が解説】地方移住のメリット・デメリット」になります。
地方移住には、メリット・デメリットがあります。
私の移住してきた友人に話を聞くと、「田舎での暮らしはまさに理想郷です」という方や「夢に描いた田舎暮らしは現実では全く違った」という二つに分かれます。
その違いの差を考えた時に出した答えは、他人に求めるのではなく、自らの力で暮らしを作り上げることができるかどうかです。
そして、自らの力で楽しめるかどうかが、地方移住での暮らしの本質だと思いました。
都会ほど、地方では人・物・情報は多くありません。
限られたリソースの中で、いかにして自分の理想とする暮らしの実現をできるかが大切です。
それらを楽しめるからこそ、地方移住をして良かったと思える原動力になると思っています。
この記事を読んで、地方移住を考えている方は、今一度地方で何がしたいのかを考えてみてください。
そして、自分が地方でどのような価値を生み出すことができるかの、答えがあることとないことでは、暮らしの豊かさは大きく変わってくるでしょう。
このブログでは、不動産投資や地方の暮らしなどをメインに、自分の実体験をもとに役に立つ情報発信をしていきます。
この記事を読んで参考になれば嬉しいです。
Follow @inaka_ninjin
・地方移住を考えているのだけど、実際の暮らしはどんな感じか知りたいなあ
・地方移住をしてみて、大切な考え方を知りたいなぁ