この記事では、上記の方向けに関する記事です。

こんにちは。いなか不動産のにんじん🥕です。
この記事は、サラリーマンを退職して、フリーランス起業をされたい方向けの記事になります。
しかし、サラリーマンをしているとフリーランスとして、活躍されている方と接点が多くはありません。
実際に自分がフリーランスとして起業するにも、「まずはどうすれば良いのか」「どういった手順で仕事を始めれば良いか」と不安になるかと思います。
私は2016年にサラリーマンを退職して、フリーランスとして活動を行っています。
起業当時は、周りにフリーランスとして働いている人は、ごくわずかしかいませんでした。
そんな環境の中で、今後の自分がフリーランスとして、どのような行動をすれば良いのか迷ったことがあります。
その経験から「【初心者向け】フリーランスになったらすべき10のこと」を詳しく解説していきます。
今後フリーランスになりたい方向けの記事になっています。
・フリーランスになって、まずは何か始めれば良いのか手順がわかります。
・フリーランスとして、はじめの仕事の取り方を具体例をもとに解説します。
【初心者向け】フリーランスになったらすべき10のこと

- 業務内容決定
- 健康保険の手続き
- 国民年金の加入
- 開業届の届出
- 青色申告承認申請書の届出
- 事業用の口座開設
- 会計ソフト導入
- 名刺作成
- ポートフォリオまとめ
- SNSアカウント作成
以上が、「フリーランスになったらすべき10のこと」になります。
詳しく解説していきます。
①業務内容決定
まず最初に始めることは、フリーランスとしてどのような業務内容を行うかを明確にしていきましょう。
業務内容が決まらないことには、仕事の営業や受注をすることができません。
業務内容は簡単に決まることではありません。
いきなり起業したてで、業務内容を決めるのではなく、サラリーマンを退職する前からあらかじめ考えておいた方が無難です。
②健康保険の手続き
フリーランスになると、健康保険の加入方法が3つあります。
・国民健康保険
・任意継続
・国民健康保険組合
・国民健康保険
サラリーマンをを退職したら、原則として退職日の翌日から14日以内に『国民健康保険』に加入をする必要があります。
あなたのお住いの市区町村の役所で手続きが可能です。
・任意継続
任意継続とは退職しても、退職する前の会社の健康保険を継続できる制度です。
通常は、会社を退職をすると加入資格がなくなるため、会社の健康保険に入れません。
しかし希望すれば2年間に限り、継続できる制度です。
・国民健康保険組合
国民健康保険組合とは、同種の事業で組織されている組合です。
医師、歯科医師、薬剤師、弁護士、税理士、理・美容師、建設業界など、様々な業種の組合があります。
メリットは、収入に関わらず、保険料が一定ということです。
国民健康保険は、前年の所得に保険料が反映されるため、収入が多ければ多いほど保険料が上がりので、国民健康保険と国民健康保険組合を比較して、安い方を選択した方が良いでしょう。
③国民年金の加入
サラリーマンを退職すると、会社の厚生年金から国民年金への切り替えが必要になります。
あなたのお住いの市区町村の役所で手続きが可能です。
手続きは、原則としてサラリーマンの退職から14日以内になります。
もし、国民健康保険への加入を希望されるのであれば、同じタイミングで行くと良いでしょう。
④開業届の届出
フリーランスが、税務署に対する届出を「個人事業の開廃業届出書」といいます。
これが、開業届に当たります。
原則としてフリーランスとして開業してから、1ヶ月以内に納税地を所轄する税務署長宛に提出をしましょう。
⑤青色申告承認申請書の届出
「青色申告承認申請書」とは、フリーランスが確定申告の際に青色申告をするために、事前に必要な届出書類のことです。
確定申告には、白色申告と青色申告の二種類があります。
青色申告をするためには、前もってに、税務署に「青色申告承認申請書」と「開業届」を提出する必要があります。
⑥事業用の口座開設
事業を始めるにあたって、専用の口座開設は必須になります。
なぜなら、フリーランスのお金の流れが、「個人のお金」か「事業のお金」か混ざってしまうと確定申告の際に混乱を招くことになります。
そうならないためにも、事業用の口座を開設しておくことをお勧めします。
⑦会計ソフト導入
フリーランスになれば、3月15日までに確定申告をおこなう義務があります。
今までやったことがない帳簿をつけるのは、非常に面倒なことですが、必ずやらなければなりません。
最近では、月1000円程度で領収書を打ち込むだけで確定申告ができる、便利な会計ソフトがあります。
一から帳簿を作るのは、莫大な時間と手間がかかります。
そのためフリーランスになったら、会計ソフトを導入しましょう。
⑧名刺作成
フリーランスになったら、まずは自分の連絡先や何ができるかを簡単に紹介した名刺を作りましょう。
フリーランスになりたての頃は、まずは覚えてもらうことが大切です。
なるべくわかりやすく、覚えやすい名刺が良いでしょう。
⑨ポートフォリオまとめ
自分の過去の実績やできることをポートフォリオにして、まとめておきましょう。
それをお客さんへすぐに渡せるように、資料にして常に持っておくことをお勧めします。
また、ホームページを作成したのなら、自分のポートフォリオをホームページ上にアップしておき、いつでも過去の実績を見てもらえるようにしておいた方が、お客さんへ親切です。
⑩SNSアカウント作成
フリーランス営業は、SNS発信がメインになっています。
自分の事業や商品との相性にあったSNSを選び、個人とは別にフリーランス専用アカウントを開設しましょう。
もしどれがいいか分からず迷っていたら、とりあえず気になるSNSを始めてみて、情報発信をしてみてください。
いずれに自分にあったSNSが見つかってきます。
以上が、「フリーランスになったらすべき10のこと」になります。
これら①〜⑩をすれば、フリーランスとしての最初のステップはクリアーです。
ここまでは、誰でもできることです。
実際に仕事を受注して、納品できるまでが本番になります。
「初めての仕事を取る手順」

上記では、「フリーランスになるためのすべきこと」を紹介してきました。
ここでは、実際にフリーランスになって、「初めての仕事を取る手順」を具体例を交えて紹介していきます。
①商品・サービス作り
②情報発信
③困り事を聞く
①商品・サービス作り
まず最初にフリーランスとして、顧客に対してどのような商品・サービスが提供できるのかを決めておきましょう。
そして、あなたの商品・サービスで、顧客の困り事をどうやったら解決できるか、という先の未来を見せるまでを説明できれば十分です。
②情報発信
商品・サービスができたら、情報発信をし続けます。
開設したSNSやホームページを使って、基本的には毎日の発信を心がけましょう。
大手企業ですら、毎日のように広告・CMを流し続けています。
あなたのことは誰も知らないという心構えで、常に情報発信をし続けることが効果的です。
③困り事を聞く
情報発信をし続けると、たまに問い合わせがあります。その際に、決して売り込みをしようとしてはいけません。
まずは相手の話をじっくりと聞いて、相手の困り事を洗い出すようにします。
そして、その困り事を自分の商品・サービスでどうやったら解決できるかを提案するのです。
大切なのは、売り込みではなく、提案です。
そこまでできれば、少しずつ仕事案件を受注することができるようになってきます。
私がフリーランスになった当初の仕事を取る方法は、以上の①〜③の手順を使いました。
この手法は、今でも採用しています。
もう一つ大切なことは、フリーランスは値引きや低価格の勝負になると廃業しやすいということです。
どうしても仕事が欲しいからと言って、低価格で仕事をし続けると、その先にあるのは疲弊だけです。
疲弊し続けると良い仕事はできず、結果的には廃業へつながります。
そのため、「商品・サービスを売る」のではなく、「相手の困り事を商品・サービスを使って解決してあげる」方が良いです。
その理由は、物売りのように値段勝負の世界から抜け出し、どうしたら問題解決できるかを提案できるフリーランスが圧倒的に強く生き残りやすいからです。
そこまで意識して、仕事が受注できるようになると、仕事のオファーは続くことになります。
これからフリーランスを始める方へ、ぜひ参考になれば嬉しいです。
フリーランスはサラリーマンのような安定はありません。常に自分で作り上げる必要があります。
大変な分、その自由度はとても充実した体験になるでしょう。
この記事を最後まで読んでくださった方の成功をお祈りしています。
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・フリーランスで起業したら、まずは何から始めたら良いのだろうか
・フリーランスとして、最初にすべきことを知りたいなぁ