この記事では、上記の方向けに関する記事です。

ブログ管理人
2015年より不動産投資を始めました。
現在10棟の戸建不動産物件を所有しています。
家賃収入は毎月40万円程度。手取額で約20万円程度の不動産所得があります。
こんにちは。いなか不動産のにんじん🥕です。
不動産投資は、初心者には専門的で分かりにくい仕組みと、業界の一部ではありますが素人を騙して利益を得る業者もいます。
2015年から不動産投資を行っていますが、今でも怖いと思うような体験を聞いたりすることが日常茶飯事です。
そこで今回は、「不動産投資で初心者が騙されることが多い理由」を詳しく解説していきます。
これらの理由を紹介することにより、不動産投資初心者の方が、プロの悪い業者に騙されないようになればと思っています。
「不動産投資で初心者が騙されることが多い理由」
・リターンが大きい
・初心者では物件価値が判断できない
・リフォーム相場が分からない
・不動産業者と銀行が組んで騙しにくる
・最後は自己責任
以上が、「不動産投資で初心者が騙されることが多い理由」になります。
詳しく解説していきます。
「リターンが大きい」

不動産投資はうまくいえば、大きなリターンを手にすることができます。
そのリターンにつけ込んで、プロの悪い業者は素人を騙しにかかってくるのです。
例えば、「サブリース契約により高めの家賃保証をつける」と約束をして、業者から物件を購入します。
その物件は、相場よりも高めの業者の利益が多くのった物件価格になっており、さらには、途中で「サブリース契約を解除」をしてきます。
そうなれば、売却しようにも市場よりも高値掴みをされられた物件では売れず、サブリース契約も切られれば借入返済も不可能になります。
このような恐ろしい事例は、実際に起こったことです。
人はいずれ返ってくるリターンに期待してしまい、目の前のお金を差し出してしまいます。
その結果、悪い業者に騙されて、お金を失い負債を背負うことになります。
「初心者では物件価値が判断できない」

物件の価値が分からないままに、物件を購入してしまう例があります。
不動産は1件として同じ物件はなく、それぞれの条件によって価値が大きく変わってきます。
実際にある例では、悪い業者が不動産投資初心者を騙すために、一度も物件見せることなくゴミ物件を買わせることもあるようです。
入居者が今物件に住んでいるために、物件内部を見せることはできませんと言った理由です。
その入居者は、不動産業者とつるんでおり、住んでもいないのに部屋を借りているということにして、オーナーチェンジ物件を装っていたそうです。
不動産の価値は建築的な要素や権利関係などの専門性が高く、初心者にはその価値の判断が難しいものです。
そのため、そこに漬け込み、初心者にゴミ物件を買わせてこようとするのは、本当によくある話です。
「リフォーム相場が分からない」

不動産投資初心者では、リフォームの相場費用がどのくらいかかってくるのか、分からないと思います。
悪い業者はそこに漬け込み、法外なリフォーム費用を請求してくる事例があります。
実際にある例では、物件購入前には「この物件はとてもきれいなので、リフォーム費用はそんなには掛からないでしょう」と言います。
リフォーム後に「予想以上にコストがかかってしまいました。追加費用をお願いしたい」と莫大な請求をあげてくることがあったようです。
リフォームはやってみないと、分からないこともあるのは確かです。
自分が騙されないためにも、リフォーム費用の相場間を知っておくことで、業者の良いなりになることを防ぐことができます。
「不動産業者と銀行が組んで騙しにくる」

不動産業者だけでなく、銀行までもが不動産業者と手を組み、不動産投資初心者を騙すこともあります。
そんなことありえないだろうと思われそうですが、実際には事件として結構な頻度で起こっています。
本来、不動産投資の融資が通るはずのない低所得者がはめ込まれた事例があります。
不動産業者や銀行が書類を偽造して融資を通し、無理やりにゴミ物件を購入される手口です。
不動産業者はゴミ物件を高く売ることで利益を得て、銀行は融資をつけることにより借金を負わせ金利を得ていきます。
負債を返すことができない不動産投資家は、最後には破産に追い込まれます。
破産の手続きとして、銀行側は抵当権を使って、最後に物件を没収するという悪魔のスキームです。
プロの不動産業者と銀行が組んで騙しにくれば、素人では太刀打ちすることは不可能です。
はめ込まれないためには、自分で判断できる経験と実力が必要となります。
「最後は自己責任」

上記では、恐ろしいような初心者が騙されてきた事例を紹介してきました。
さらに、恐ろしいことが最後に一つあります。
それは、不動産投資は全てにおいて自己責任であり、誰も助けてくれないということです。
上記で紹介した騙す手口においても、不動産業者や銀行が裁かれることはあまり多くありません。
むしろ、騙された不動産投資家が多くが、”自己責任の名のもと”に泣き寝入りをするしかない状況です。
「まとめ」
・リターンが大きい
→人はいずれ返ってくるリターンに期待してしまい、目の前のお金を差し出してしまいます。
その結果、悪い業者に騙されて、お金を失い負債を背負うことになります。
・初心者では物件価値が判断できない
→不動産の価値は建築的な要素や権利関係などの専門性が高く、初心者にはその価値の判断が難しいもの。
そこに漬け込み、初心者にゴミ物件を買わせてこようとする。
・リフォーム相場が分からない
→自分が騙されないためにも、リフォーム費用の相場間を知っておくことで、業者の良いなりになることを防ぐことができる。
・不動産業者と銀行が組んで騙しにくる
→プロの不動産業者と銀行が組んで騙しにくれば、素人では太刀打ちすることは不可能。
自分で判断できる経験と実力が必要となる。
・最後は自己責任
→不動産投資は全てにおいて自己責任であり、誰も助けてくれないという事実。
不動産投資にはリターンもありますが、今回紹介したようなリスクが存在します。
不動産投資初心者が、悪意を持ったプロの業者を相手することは、まず勝ち目がありません。
それらを念頭に置いておき、まずは自分の身を守るために、日々勉強と実践を積み重ねていきましょう。
そうすることで、不動産投資の価値観が徐々に理解できて、怪しい話に飛びつく可能性を低くすることができると思います。
このブログでは、不動産投資をメインに自分の実体験をもとに役に立つ情報発信をしていきます。
この記事を読んで参考になれば嬉しいです。
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・不動産で騙されないにはどうしたらいいんだろうか?
・不動産は怖い業界って聞いたけど、初心者の私には不安だなぁ